Ann Demeulemeester

Wネーム


martin margielaからAnn Demeulemeesterへ。つながりはthe Antwerp six(アントワープ王立芸術学院を卒業した6人のデザイナー)。

えーと、今期のセール参戦記録ですが、2日で16万ほど使いました。今まで散財部長を名乗ってきた私ですが、これだけ買ったこともなかったです。10万円が、壁でした。社会人になったことを言い訳にして欲しいものをとりあえず買ってみた結果がこれ。後悔も反省もしないあたり、病気じゃないかと思う。初めてカードを2回払いにしました。怖くて。

さて、アン・ドゥムルメステール。コレクションはいつも雑誌で見ていて、海外の洋服やさんでは実際に目にすることもあって、いいなあ着たいなあと思いながら、値段ゆえに手にするチャンスがなかったブランド。それが表参道ヒルズに入っちゃったんですよね直営店が。伊藤忠のすごさを感じますよ。

今日ふらっと入ったらセール中で、夏用の仕事に使えるジャケットが欲しいなあと思っていた矢先に黒いジャケットが目に入りまして。3つボタンなのだけど、全部留めても1つだけ留めても着られて、襟の立て方や袖のロールアップの仕方とかで表情ががらっと変わる。前から見るとタキシードっぽく、でも全体的に短め。素材はコットンと、メタルが繊維で入っていてちょっときらきらしてるの。でね、背中の立体裁断がすげー美しいんですよ。「洋服って裁断の仕方なんだよな(安い服はカット数を減らすために平面的に作られてるから着ててもフィット感がない)」とは会社の某おしゃれ番長の台詞ですが、ほんとそれを実感する美しさ。スタッフさんといろいろ相談しながら着せてもらったらなんとぴったりー!ということでお買い上げ。15万円がセールで10万円。いやあいい買い物をしました。

気に入ったものを長く使うっていうのが買い物における私のスタンスなので、全く後悔がないです。洋服(カットソーは別)を買うときの基準は「10年後に着られるデザイン(と、できれば品質)」。結局長い目で見ると安い気がするし、ブレがない。マルタンにしてもここにしても、サイズがすばらしく自分の体型(背もあるけど腕が長いんですよ異常に)に合うので、これからはこのあたりのブランドに絞ろうと思う。スタッフさんも身長が私と同じくらい(168CM)の女性で、やっぱり国内のブランドは着られないそうで2人で意気投合しました、話が盛り上がったよ…。

で、最後にハプニング。クレジットカードを受け取るのを忘れたままショップを出ちゃって。表参道を歩いていたら携帯に電話がかかってきて、「今からお届けしますー!」ってわざわざ来てくれて、「良かったら」ってノベルティのタンクトップをいただきました。ちょううれしい。A/WコレクションのDMもパリコレのインビテーションと同じデザインで作るそうで、送られてくるのが楽しみですよ。洋服ってなんてすばらしいんでしょう。という自己弁護でした。

表参道ヒルズのショップ紹介↓
http://www.omotesandohills.com/shops_restaurants/details/shop.php?id=111000118
http://www.shibukei.com/headline/3239/index.html