Day 3

折り合いのつけかた。

TVの音楽番組を見ていたら、Yさんが引退するとのこと。精神的に限界だった、ストレスで声が出なくなる人がいるけれど自分もその一歩手前だった、など、だいぶ素直に発言をしている印象を受けた。

タイアップ曲を制作した際、はじめはアコースティックな曲を書いてくださいと言われたので書いたら、今度はそれをロックな曲調にアレンジしてくださいと言われた、という話を辛かったエピソードとして挙げていて、この人はほんとうに仕事として音楽を作ることができないんだなと思った(良い意味です)。TVで話すことにも勇気がいる気がしますが、言葉を選びながらもはっきりしゃべっていて、素直だなあと感心しました。同じようなことはたぶんどのアーティストにもあって、何とも思わない人もいるかもしれないし、仕事と割り切ってできる人もいるだろうけど、彼女には難しいんでしょうね。これは、音楽に限らずどの仕事にもつながる話だと思う。

これからは、彼女が素直に生きられる場所で輝いてもらいたいなと思う。まだ若いし、かわいいし。